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腰痛分離は中学生から高校生頃の激しいスポーツが原因で起きた、腰椎の後方椎弓の疲労骨折と考えられています。 右のレントゲンは腰椎分離のレントゲンで、第5腰椎の椎弓が分離しています。


最近どこの病院でもよく分からないという腰痛、坐骨神経痛の患者さんの中に分離症の見逃し例が多くあります。 分離の診断はMRIでは困難で、レントゲンとCTです。患者様の訴えも椎間板ヘルニアとかなり異なります。


分離は骨折の一種だから分離部をつなげばよいと言う考えで右図のように大きく切開して分離部を修復する手術が行われています。修復術後は長期間の安静とリハビリが必要です。


分離そのものから痛みは来ません。 右図のように分離部は関節様に動くためその刺激で骨が増えてその近くを走る神経根を圧迫して、そのために痛いのです。


腰椎分離症の治療は従来の修復術、固定術などの大きな手術は必要ない場合が多く、顕微鏡による神経根除圧術でその多くが対応できます。小さな切開で顕微鏡を使って神経根を圧迫している骨、軟骨を切除して神経根を開放することで、分離症の痛みはとれます。しかし、分離症の中には顕微鏡手術だけでは対応しきれない場合もあります。 手術方法は診察の結果で慎重に決定します。 神経根除圧術は、分離すべり症の一部にも適応があります。

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