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頚椎椎間板ヘルニア
変形性脊椎症
頚椎後縦靭帯骨化症
 (OPLL)
頚椎の病変でその中の脊髄、神経が圧迫されて疼痛、麻痺を生じる疾患には様々な原因があります。 原因は大きく三つに分けられます。外傷と、炎症と、変性です。かっては結核などによる炎症、交通労働災害などの外傷がその多くのの原因でした。 現在では高齢の方が増えたこともあり、頚椎の加齢的変化で椎間板、靭帯、関節が弱ったことが(病理学では退行性変性 -単に変性と言う-)原因となることがもっとも多くなりました。 頚椎の変性が原因で症状が出ている病変をまとめて変性性頚椎病変と呼びます。変性性頚椎病変に含まれる病名を右に掲げました。 頚椎椎間板ヘルニア、変形性頚椎症、頚椎後縦靭帯骨化症(OPLL)、頚部脊柱管狭窄症、頚椎黄靭帯骨化症、頚椎多数回手術、


変性性頚椎病変の症状は多彩ですが大きく三つに分けて、圧迫病変が脊髄を圧迫して生じる脊髄症状、神経根を圧迫して生じる神経根症状と椎間板そのものから発生する椎間板性疼痛です。以下にそれぞれの特徴を示します
脊髄症状
神経根症状
椎間板性疼痛
手、体幹、下肢のしびれ ボタンかけがしにくい、ハシが持ちにくい、 階段が降りるとき力が入らない。 歩行時足に力が入らない 尿の出方が弱い。便秘がち 首から肩腕にかけて重い、だるい、焼けるような痛みが走る。 頚椎をそらすと腕に痛みが走る 頭痛 頚部痛 めまい はきけ


画像診断:レントゲン像、MRI、CTで変性性圧迫病変の種類と、程度、範囲を診断します。
後縦靭帯骨化症のCT像 頚椎後縦靭帯骨化症の脊髄圧迫の程度、圧迫の範囲が分かる。


痛みの強い時はまず安静。鎮痛剤の服用、湿布、ネックカラー固定 1週間ほどで激しい痛みはとれます。とれないときは頚椎牽引、通電療法、温熱療法を追加します。 3週間から3ヶ月間の手術をしない治療で約85-90%の人は良くなると言われています。 痛みが十分に長い保存的治療で軽快しない人、脊髄症状が強い人は顕微鏡下に圧迫病変を取り除いて頚椎前方固定術が必要になります
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